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プレミアリーグ最近4試合で2勝2分と波に乗りつつあるトッテナム。この日は23年間勝利のない難攻不落のオールド・トラフォードへ乗り込んでの試合となった。過去10人の監督が率いたが誰も勝利を掴んだことがないというスパーズにとっては鬼門中の鬼門だ。この試合も引き分けなら御の字だと思いながら迎えた一戦。当然負けも覚悟していた。スパーズサポーターとして、そんな考えを持つのはよくないことだが、それぐらい勝てる気がしないというのが正直な気持ちだった。新加入のファンペルシーと香川が先発でほぼフルメンバーのユナイテッド。リーグ4連勝中とこちらも波に乗っているユナイテッド相手に、スパーズがどんなフットボールを見せるかが注目となった。そして意外な展開が、誰も予想していなかった立ち上がりとなった。
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前節からの変更はコールカーがCBに入りギャラスとのコンビ。フェルトンゲンがサイドバックで起用されてベイルが左のウィングとなった。QPR戦で左サイドだったデンプシーがトップ下に入る4-2-3-1のシステムが採用された。変更となったがQPR戦の後半と同じ布陣だ。QPR戦ではサイドバックに入ったフェルトンゲンだがベイルとのコンビは強力なものとなった。それがユナイテッドなどのビッグクラブに通用するのかが1つのポイントだと感じた。

出鼻をくじかれたユナイテッド
開始直後から積極的なプレスで気合いを見せるトッテナムは2分に先制点を挙げることに成功する。コールカーのパスを受けたフェルトンゲンがベイルとのワン・ツーで抜け出す。なぜか前方にはぽっかりとスペースが空いていてそこに向かって突撃するフェルトンゲン。上手くユナイテッドDF陣をかわして利き足ではない右足でシュートを放つ。それがエバンスに当たってゴールイン。これ以上ない立ち上がりとなった貴重な先制点をものにする。さっそく猛威をふるったスパーズの左サイド。ユナイテッドの対応の甘さも幸いしたが、フェルトンゲンの前への姿勢が吉と出た格好だ。やはりこのコンビはスパーズにとって大きなオプションとなりつつある。ユナイテッドにとっては最悪の立ち上がりとなったが、先制点が早すぎたせいか喜びもすぐに緊張感に変わりユナイテッドの猛攻を覚悟した。最初はお得意のガッツポーズを見せたビラスボアスの表情もすぐに引き締まったのを見ても、心境は同じだったのではないだろうか。
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続!デンベレ&サンドロ
今やスパーズにとって切っても切り離せない名コンビとなったデンベレとサンドロ。この日も抜群のコンビネーションを披露してくれた。QPR戦などと比べてサンドロの攻撃参加はほぼなく守備に徹底しピンチの芽を摘んでいく。一方のデンベレはゲームメイカーとして効果的な散らしのパスを出したり、強烈なプレスをかけ続けてユナイテッドに満足な攻撃を許さなかった。どちらかというとデンベレも守備に重点を置いていたかもしれないが、そのおかげでピンチらしいピンチはほぼなかったように記憶している。パーカーという存在を忘れるぐらいにこの2人の貢献度は計り知れないものとなった。
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支配し続けた前半戦
先制してからも攻勢を強めるトッテナム。といっても無理をするのではなく機を見てカウンターを狙っていたように見えた。レノンのスピードを活かした攻撃や、タイミングの良いオーバーラップを見せるフェルトンゲン。デフォーもシュートこそなかったものの前線からのプレスはユナイテッドにとって厄介なものになっていた。しいて言うならば、トッテナムの左サイド、フェルトンゲンのところから少し崩されたところは気がかりだった。
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しかし、そんな不安を払拭する追加点をゲットする。ピンチになりかけたところをサンドロが素晴らしいボール奪取を披露してデンベレへ繋ぐ。ここでカウンターの発動だ。デンベレが中央に走り込むベイルに絶妙なタイミングでパスを出す。ここからはベイルの独壇場。リオは全くスピードに付いていけずほとんどフリーの状態で右足でシュート。またしても鮮やかなカウンターがスパーズの追加点を生んだ。もう1つ褒めるべきなのはデフォーの動き。彼が中に入って行ったことでエバンスがつられてスペースを空けた。そのスペースにベイルが走り込んでフリーでシュートを放つことができた。こういった動きは目立たないものの非常に重要なことだ。ゴールばかりに目が行ってしまうがデフォーの貢献度も評価されるべきだと思った。前半終了した時点で2-0と大きくリードしたトッテナム。23年ぶりの勝利に向けて優勢に立ったことは間違いない。
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ファンペルシーを封じたギャラス
2-0で前半を終えたトッテナム。では、なぜ強力なユナイテッド攻撃陣を0封できたのか?当然デンベレとサンドロの貢献が挙げられる。しかし、最も貢献した選手の1人はギャラスを推したいと思う。まず、彼は本当に35歳なのか!!?スピードでは振り切られる場面も何度かあったが、ファンペルシーを完全に封じたのはこのギャラスだった。得点を許さなかったのは彼に仕事をさせなかったため。もちろん彼に良いパスを出させなかった他の選手たちも称えたい。だが、ギャラスのファンペルシー封じは完全に成功していた。シュートチャンスを作られたシーンでは素晴らしいタックルで阻止した(少し危険ではあったが)ことが頭から離れない。
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流れを変えたルーニーの登場
後半からはルーニーが入ったことでゲーム展開は完全に様変わりした。スコールズを中心に主導権を握ることに成功したユナイテッドは脅威となった。すると後半50分にルーニーのクロスをナニが合わせて反撃の狼煙をあげる。ここもやはりスパーズの左サイドからだった。ルーニーをあれだけフリーにさせたら失点するのは当然。コールカーが近くにはいたものの対応の甘さを見せてしまった。ただならぬ緊張感の中、試合を観戦していたが同点とされるのは時間の問題だと思っていた。しかしその2分後だった。サンドロが前線のデフォーにパスを送り粘り強くキープ→スペースに走り込んだベイルにパスを通し、強烈なシュートを放つが弾かれる→そのボールがデンプシーの前に転がりあとは押し込むだけ。願ってもない追加点がスパーズに入った。このゴールは本当に大きかった。取られてからすぐの得点だっただけに気分は爽快。この3点目のゴールの重要さは底知れないものとなった。デフォーも最高のキープ力を見せてくれたし、抜群のタイミングで裏を取ったベイルにパスを出してくれた。3ゴール中2ゴールはデフォーが絡んでいることを忘れてはいけない。ゴールを挙げることができなくても大きな仕事をやってのけてくれる。それが今の1トップのデフォーである。デンプシーもよく詰めたしやっぱり彼は中で使うのがしっくりくると思う。
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耐え抜いたスパーズの功績
デンプシーの追加点から1分後だった。ファンペルシーのスルーパスに反応した香川が1点差に詰めるゴールを挙げる。3-2とされてからはほぼハーフコートマッチの様相となる。完全に引かされたスパーズはリードを保ちながらも劣勢を強いられる。スパーズも少ないながら少しチャンスも掴んだがそれも忘れ去られるぐらいの猛攻を受けていた。ゴール正面で与えたフリーキックではルーニーがポストに当てて難を逃れる。
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その後もエリア内へのクロスを何度も入れられるが、ギャラス、コールカーを中心に執念のヘッダーで弾き返すスパーズ。ウォーカーが香川を倒したシーンもPKかと思ったがノーファール。まだ運はスパーズに味方しているようだった。しかし、前半にはあまり見られなかった単純なパスミスやボールロストが多発したのは修正していくべきだと思う。せっかくのマイボールをこういった状況で失うのは非常にもったいない。試合中に修正できればそれに越したことはないが、この試合に限ってはどうしようもなかったと感じる。あれだけ攻められればある程度は仕方ないし、「23年間未勝利」という重圧もあっただろう。そんな中、粘り強く必死の守備を見せたスパーズはついに勝利を手にすることとなる。ATは4分もありいつも以上に長く感じた。最後はリンデゴーアも上がってきて総攻撃を見せるユナイテッド。そしてフリーデルがボールを蹴り上げたところで歓喜のホイッスルが鳴った。そう、ついに23年ぶりの勝利をオールド・トラフォードで挙げることに成功した。
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ありがとう、トッテナム・ホットスパー!
まさしく全員で掴んだ最高の勝利。そして、最高の勝利をプレゼントしてくれたスパーズの全選手、関係者に感謝の気持ちを言いたい。勝利だけではなく‘何事にも屈しない勇気’も与えてくれた。意外な先制点から始まったこの試合。90分が果てしなく長く感じたし、「手に汗握る」とはこのことだと改めて思い知らされた。とはいえどんな形であっても勝利した事実には変わりない。前半はユナイテッドのような相手に、しかもアウェイであのような試合展開に持っていけたのはこのチームの底知れぬポテンシャルを示すことができた。後半はほぼ守備をもちいられたがよく耐え凌いだ。
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MOMは全員に与えたいぐらい(ウォーカーはちょっと・・・)素晴らしかった。その中で1人選ぶなら、と言われたら彼だろう。デンベレ、いや、サンドロ、いや・・・ギャラスだ。彼のプレーは全盛期を彷彿とさせるハツラツとした内容だった。全く衰えを感じさせないプレーは圧巻の一言。長期休暇を与えたいとも感じた(笑)。コールカーもあのプレッシャーの中でよくやったと思う。こういう経験を通してさらなる成長を期待したい。もちろんビラスボアスも称えられるべきだ。23年間未勝利という不名誉な記録を破った監督となった。まだまだ修正するところもあるし、前回も言ったが今はチーム作りの最中。その状況で勝利できたのは監督の手腕も1つの要因だろう。過密日程の中、これからもタフな試合は続くが全員で頑張ってほしい。ほんとうに、ほんとうに最高の勝利をありがとう!

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コメント
ギャラスも素晴らしかったですが…
初コメント失礼します!
自分の中では"鉄人"フリーデルがMOMです(^-^)
歳を感じさせないプレーでManU相手に最後まで同点弾を許さなかった事は本当に素晴らしいと思います!(もちろん全員讃えられるに値しますが…)
ロリスが素晴らしいGKだと言うことは百も承知ですが、今の調子ならフリーデルが"最後の砦"で在っても誰も文句は言えない筈です(笑)
連勝は続いてますからこの勢いで上位をキープして欲しいですね!

COYS! 
コメントありがとうございます!
鉄人もがんばってますね。もちろん彼も称賛に値すると思いますが、90分間を通して見てみるとゴールシーン以外はあまり目立っていなかったと思いました(汗)
もちろん統率性など画面を通して見られなかった場面では貢献しているとは思います。

MOM誰にするかは本当に悩みましたが、一番仕事をさせてはいけないペルシーに何もさせなかったことを考えると(香川へのアシストはありましたが)ギャラスを選ぶしかなかったのです。
そう言われると納得してしまいます(笑)
確かにマンU目線で見てもRVP目立ってませんでしたもんね(^.^)
ギャラス筆頭に攻撃陣も含めて守備が光った試合でしたね!
個人的にはヤンとウォーカーの守備がソワソワしましたが(^-^;
いやいや、フリーデルはゴールに君臨してくれているだけで安心できます。個人的にはこういったビッグマッチでロリスがどれだけやれるかみたいですが。でも、今のフリーデルからレギュラーを奪うのは無理だと思うし替える必要はないと思います。

フェルトンゲンは攻撃面でかなり貢献してくれましたしプレミアでのサイドバック(CBも含めて)では経験が少なすぎます。それを考慮して目をつぶりましょう。しかし、ウォーカーは問題です。最近は目測を誤ったりして危険な守備が目立ちます。それだけでなく単純なパスミスも多すぎです。そこはきっちりやらなくては!ノートンもいるだけにウカウカしていられないと思いますよ。無論、爽快なオーバーラップは魅力ですが。
いやはや、参考になります(-_-;)

サッカー経験も無いうえ、昨季からスパーズを真剣に応援し始めた新参ですので、自分の考察の甘さや視点の違いに気付かされます(..)

質問なのですが、DFラインの構成はどの組み合わせが最適と思われますか?(>_<)
負傷してる選手もいますが、アス・エコト、フェルトンゲン、ギャラス、コールカー、ウォーカー、ノートン、カブール、ドーソンなど、かなり質の高いDF陣だと思うのですが…

個人的には左からフェルトンゲン、ドーソン、ギャラス、ウォーカーなのですが…
ちなみに負傷抜きで考えると、アス・エコト、フェルトンゲン、ギャラス、カブールが本命ですが、攻撃を考えると不安でしょうか…

長文失礼しました(*_*)
スパーズは層が厚いですね~
若手も意外と多くて世代交代に成功しましたね!
アデバヨールが何してるのか気になります!
@tatehiji61さん

僕も最初はそうでしたよ。スパーズの試合を1試合だけではなく、何試合も見直しながら良いところや悪いところを分析していくうちに理解していくものです。

DFラインの構成ですが、本来なら左からエコト、フェルトンゲン、カブール、ウォーカーが最適だと思っています。ただし、カブールが長期離脱ということで奇しくもこのラインは実現には至っていません。監督もこれを考えていたと思います。

よって現時点ではフェルトンゲン、コールカー、ギャラス、ウォーカーがベストの布陣だと考えています。コールカーが入ることで高さという武器も増えますしね。


がなおさん。

コメントありがとうございます!
確かに選手層は厚いと思います。しかし、ベイルやレノンが万が一長期離脱となった場合、タウンゼントや他のメンバーがその穴を埋められるのか?デンベレが同様の事態になった時にハドやリバモアが活躍できるのか?それが証明された時に初めて‘層が厚い’と言えるのではないでしょうか。

昨年や一昨年もピーナールやニコがいましたが、レノンやベイルの離脱時に完全に穴を埋めることができませんでした。それでは選手が多くいるというだけで層が厚いとは言えません。

今年に限って言えばエコトのところをフェルトンゲン、カブールのところをギャラス、パーカーのところをデンベレやサンドロが入って成功しています。今のところよくやっているとは思いますよ。

確かにサイドは主力がいなくなると厳しそうですね。

本当にその通りです!
選手の名前だけで判断はできませんね!
代わりの選手達が活躍、穴埋め出来た時に層が厚いというべきでした><

SB&CBの出来るフェルトンゲンはいいですね~
サンドロ期待の若手ですね。
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トッテナム中心のブログです。マッチレポでは、管理人の率直な意見で優しさを交えながらも厳しく評価していきます。他、スパーズの移籍情報や、チャンピオンシップのネタなどを書いていきます。

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