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前節、ホームでのウィガン戦で屈辱の敗戦を喫したトッテナム。僕が見てきた中でもワースト5に入るような試合だった。翌週のELまで無力感が続いた。しかし、そのELでのマリボル戦では2トップが復活し、全員が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。今節の対戦相手は、不安定な戦いを見せるも未だ無敗の昨年の王者、マンチェスター・シティ。2年近くホームで負けていないのはもはや要塞化されている。優勝争いから離されないためにも、シティは絶対に勝ちたいだろう。それでもスパーズは、エティハド(シティ・オブ・マンチェスター時代から)ではそこそこの成績を残している。今シーズンのアウェイでの戦いは3勝1敗と好成績を記録していることを考えると、スパーズにも勝機は十分にある。どちらに勝利が転がり込んでもおかしくないビッグマッチだ。
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ウィガン戦からの変更は1か所。マリボル戦でハットトリックを記録したデフォーに変わって1トップを務めることになったのは、リーグ戦初先発のアデバヨール。2トップかと思ったが、デフォーを外すという決断は正直驚いた。ウィガン戦で前半23分に負傷交代となったサンドロはこの試合に間に合っている。4試合連続の先発出場となったハドルストン、初先発のアデバヨールと期待するところは様々だったが、アグエロやテベス、シルバなどの強力な攻撃陣を、スパーズの守備陣がいかに封じ込めることができるかを1つのキーポイントとした。

両者低調な出来具合
開始直後から細かなミスが連発気味で、両チーム共に主導権を握ることができない立ち上がりとなった。シティはパスを繋ぐものの、スパーズの積極的なプレスが効いていたのか満足な攻撃ができなかった。それでも若干のチャンスがあったのはシティだった。一方スパーズは、前を向くことが出来ずチャンスを作ることも難しくなってしまった。アウェイゲーム、過密日程を考えるとそれほど積極的に行かなくていい、という指示がでていたのかもしれない。
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セットプレーからの先制点
ほとんどチャンスを作れなかったスパーズだが、貴重な先制点をゲットする。右サイドからのセットプレー。ハドルストンが最高のボールを送り、ヘッダーで合わせたのはコールカーだった。1チャンスをものにする。形としては最高の先制点となった。

ハドルストンには、ビルドアップ役としても期待しているが、もう1つ期待しているのがこの高精度のクロスだ。セインツ戦でのベイルへのアシストや、この試合での働きが正にそうである。その後のアデバヨールのオシャレなヒールパスを、彼の十八番である強烈な右足のミドルが(枠は外れたが)炸裂した場面もあった。

‘ビルドアップ’という点ではまだまだ満足いくものではないが、彼の才能が垣間見えたのはしっかりと見てとれた。コールカーも褒めないとね!攻守両面で彼の打点の高さは本当に大きな武器になっている。競り合いに負けるシーンってあまり見かけないように思う。

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今シーズンを象徴する後半戦
0-1で前半戦を終了できたのは上々であった。しかし、シティの攻撃陣は徹底的にスパーズのディフェンスラインの裏を狙ってきていたと思う。オフサイドに助けられていたものの、やられるならそこだということが不安材料だった。

後半に入るとY・トゥレやシルバを中心に攻撃に厚みを加えようと試み始めるシティ。前半同様に裏狙いのやり方は変わっていないようだった。56分にはマイコンを投入して3バックに変更。決定的なチャンスに繋がることはなかったものの、それは65分までだった。

シルバがテベスにパスを送るがこれはウォーカーがカット・・・したかに思ったが、そのルーズボールが運悪くアグエロの元へ転がってしまう。コールカーを冷静に交わし左足で流し込み、シティが同点に追いつく。アグエロのシュートも上手く、運が悪かったと言ってしまえばそれまでだが、ウォーカーも冷静に左足でクリアしてほしかった(ちょっと酷かな)。コールカーも簡単に交わされすぎだったし、もっと上手く対処できたんじゃないかな。

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ここ一番の弱さ
同点にされて以降、主導権はシティへと渡る。と言っても、それほど脅威は感じられなかったし、スパーズも数少ないチャンスを作る。シティは逆転を狙い、前への攻勢を強めながらもスパーズは粘り強い守備で何とか凌ぎ切る。しかし、後半87分、またしてもスパーズの悪癖が出てしまう。途中出場のジェコが裏を取り、シルバが絶妙な浮球のパスを送る。そのボールをジェコがボレーで合わし、ついにシティが逆転に成功する。決まった瞬間、何とも言えない無力感が僕を包み込んだ。この場面は全員がボールウォッチャーとなってしまい、ジェコを誰もマークしていなかった。まぁ、失点する時はそんなものだとは思うが。その後、AT5分が表示されるがスパーズが同点に追い付くには少なすぎた。というよりその気力は打ち砕かれていた。そのまま試合終了の笛が鳴り、2-1での敗戦となってしまった。
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再び終了間際の失点で勝点を落としたトッテナム。ノリッジ、バギーズ戦を含めた3試合で勝点5を失ったことになる。何とも後味の悪い試合だ。正直、この展開にはうんざりしているし何度も見せつけられてがっかりしている。これは、チーム再建中の影響ではなく集中力と気力の問題だ。一人ひとりがもっと責任感を持って対処していってほしい。
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活かしたかった‘イライラ作戦’
作戦だったかどうかは分からないが、シティの選手たちは思うようなフットボールができず、また微妙なオフサイドも多くイライラしていたのは画面を通して十分に伝わってきた。その中で最もイライラしていたのはサバレタだ。アデバヨールに対して強烈に怒りをぶつけ、数分後にはイエローカードも提示された。
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その28分に提示されたイエローカードがキーポイントとなったはずだ。スパーズの強力な武器であるサイド攻撃。ではなぜ、サバレタのところを徹底してたたみかけなかったのか。フェルトンゲンとベイルであれば、サバレタを早々に退場へと追い込めたこともできたはずだ。もちろん、スペースを作らず突破を許さなかったシティの守備も褒められる。でもそこは強引に行くべきだったし(シティの攻撃を恐れず)ハドルストンやサンドロもそこにボールを集めるべきだった。ベイルが突破をできないこういう時に、レノンとのポジションチェンジもしていく工夫も見せてほしかった。何かが変わっていたかもしれないし、苦境を脱するために起点を利かせていってほしい。
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サンドロ!!!
今やスパーズの守備網に欠かせない存在に成長したサンドロ。この日も強烈なタックルで何度もピンチの芽を摘むことに成功している。彼のファールは1度もなかったような気がするが。1回だけあったかな?以前にも触れたが、ファールをしないボール奪取は非常に大切。そこからカウンターに持ち込めば得点の可能性は格段に広がる。彼のタックルは攻守両面において絶大な力を発揮している。この試合でサンドロが不在だったらと思うとゾッとしてたまらない。精力的に走り回り、危険察知能力も抜群だ。そんな彼は、僕にとってスパーズで一番信頼の置ける選手である。
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今後に期待 アデバヨール
簡単にだが、アデバヨールにも触れておくことにする。彼の元気な姿が見られたのは正直嬉しい。流石のキープ力も見せてくれたし高さは武器になっていた。1つ注文をつけるとすれば、もっと積極的にシュートを打っていってもいいと思う。チャンスメイクも重要だし、サイドに流れる動きも大切。ただ、もっとエリア内で勝負する機会が増えていけば相手にとっても嫌だろうし、得点チャンスも必然的に増えていくはずだ。ともあれ、彼が復活したことは非常に大きいし、攻撃面に置いても様々な恩恵をもたらしてくれるだろう。
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弱気な采配?
まず、1-1となった時点でビラスボアスは交代策を行わなかった。勝ちに行く気があるならば、デフォーを投入するのが最善の策となるだろう。もしくはこの試合も低調な出来に終始したデンプシーに代わってシグルズソン投入でも(彼もあまり期待はできないが)よかったと思う。まぁ、チームの現状や交代メンバーを見ても劇的に変化したのかは疑問符がつくが・・・。ただ、デフォーの投入は遅すぎ。出場時間が長いほど彼ならゴールを決めらるし、ゴールに直結するチャンスメイクもできたはずだ。

スパーズの最初の交代は78分で、ウォーカーに代わりドーソンだった。ウォーカーは負傷したためでこの交代は納得だ。レノンもこの日は全く輝けず87分での交代(負傷?)となった。両者共にアクシデントの交代だが、やはり動く時間が遅すぎる。残り10分で投入されても大きな活躍を見せるのは正直難しいし、状況を変えられる選手がいないということは重々承知している。しかし、動きの悪い選手はパッと代えてしまうという決断力を彼には持ってほしい。


それから、リードした場面で守備的な交代をするのが多すぎるのも気がかりだ。ノリッジ、バギーズ戦でもそのような采配を見せて失敗している。もちろん、守備的な交代も必要な時は必ずある。ただ、この試合のように1-1になった場面では、勝ち越しを狙うようなメッセージ性のある交代を示してほしい。未だにやりたいフットボールは伝わってこないし、選手起用の面を見ても疑問に思うこともたくさんある。誰かに「ビラスボアスのやりたいフットボールって何?」と現時点で聞かれると間違いなく答えに詰まってしまうだろう。トッテナムは攻撃的なスタイルでファンを魅了する。取られてもすぐさま取り返す。それが、トッテナム・ホットスパーだ。彼にはスパーズの伝統を重んじて、スパーズの監督として輝けるようになってほしい。

さて、監督批判はここまで。この負傷者続出といった状況、ELや国内カップ戦を戦いながらの過密日程中、現有戦力でよく戦っているとは思う。アウェイでユナイテッド相手に勝利を収めたりもした。十分褒められる快挙を達成した。カブール、エコト、デンベレ、パーカーが不在の中、リーグ戦で7位に付けていることはポジティブに考えてもいいはずだ。監督としてのキャリアはまだまだ浅いし、発展途上中の若きホープ。これからも苦境は続くと思うし批判も浴びるだろう。しかし、そんなことにへこたれる暇はなく、前進あるのみ!この苦難を脱するべく、いろんな工夫を凝らしてファンに示してほしい。彼なら脱することはできるはずだし、それぐらいの能力は兼ね備えているはずだ。スパーズの監督を任されているからには、僕はビラスボアスを見捨てることはないし、やってくれると信じている。ただね・・・ファンはそこまで甘くないし、長くは待ってくれないよ。

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コメント
残念でしたね
アウエイの地で先制出来た点は良かったですね。マリボルにも勝ったし、シティという強敵に勝利か点を取り合ってドローで終われば、次のNLDやラツィオ戦やウエストハム戦など立て続けにある連戦に良い雰囲気で入れると思ったのですが…
シティは簡単にはやらせてくれませんでしたね(スパーズにも原因がありますけど…)。アグエロとゼコのゴールは仕方ないとしても、スパーズが工夫しなかった事はダメでしたね。デフォーの登場は遅すぎるし、サイドを重点的に攻めなかったのは少し不思議でした。
シルバは一際違ったプレーをしていましたね。彼がボールを持った時はヒヤヒヤしましたf^_^;)敵ながらあっぱれてす(笑)
それに、欠場したバロテッリがもし試合に出ていたら、スパーズの崩壊はもう少し早かったかもしれませんね。
パーカーの穴はサンドロが少しずつ埋めつつありますが、昨シーズンでいうと、ファールトやモドリッチのポジションの創造的なポジションが今のスパーズには欠けていると思います。なので、デンベレには早く復活して欲しいです!
怪我人が復活すれば、スパーズはもっと上を目指せるチームだと思います!

ちなみに、トッテナム 移籍の噂 その2 で紹介されたザハが、最近すごく注目されてますね!
Re: 残念でしたね
ケンスピさん。
コメントありがとうございます。

残念ですが次への切り替えが重要ですね。2試合連続でスパーズらしくない展開を露呈したことは猛反省するべきですし、NLDでは真価が問われる試合となるでしょう。困難な状況が続くと思いますが、一致団結して上を目指していってほしいものです。

> ちなみに、トッテナム 移籍の噂 その2 で紹介されたザハが、最近すごく注目されてますね!

彼には非常に注目しています。ブログでも書きましたが、留学中に彼を視察するために、セルハーストまで足を運んだものです(笑)。獲得できれば面白い存在となると思いますが、活躍できるかは未知数ですね。まぁ、プレミア経験のない選手は誰にでも当てはまりますけどね。イングランド人というところも1つの魅力です。
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トッテナム中心のブログです。マッチレポでは、管理人の率直な意見で優しさを交えながらも厳しく評価していきます。他、スパーズの移籍情報や、チャンピオンシップのネタなどを書いていきます。

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